双界幻幽伝 皇宮は暗中飛躍! (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン (2014年5月15日発売)
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本棚登録 : 78
感想 : 8
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皇帝陛下が襲われた!! おまけにそのまま意識をなくしてしまい、皇宮は大混乱。元黄巾賊の師匠のもとで修行中(!?)の半人前道士ではあるが、とにもかくにも人手不足! の状況から朧月も犯人探しに駆り出されることに……って、果たして引きこもり朧月にそんな行動的なことが? もちろん蒼刻のお助け(という名のいちゃいちゃ)も盛りだくさんの、中華ファンタジー第10弾!

前巻ラストでいちゃついてた二人に、まさかのオチをつけた皇帝陛下。ていうかこれ物凄い大事件だよね。暗殺とか。
おまけにまたキョンシー絡みだなんて…張角の弟二人の立場が危うすぎて怖い。というかこの兄弟の再会はないのだろうか。
そういえば前巻で天狼が張角の名前決めちゃったけど、今巻全くその話出なかったな。というか張角自体ほぼ出てない…悲しい。
皇帝暗殺未遂の事件調査を請われた朧月と蒼刻は、相変わらず適度にいちゃつきつつ捜査してますね。
捜査よりいちゃつきが多いです、美味しいです。
何かもう全然我慢しなくなってきた蒼刻さんと、割とさらりとそれを受け入れだした朧月の姿が完全に新婚さんだった。
あと天祥はいつも通りだったけど、結構天然で朧月気に入ってるらしい天狼にヒヤヒヤさせられた。
天然な天狼様すごい可愛いんだけど、朧月には脈がなさすぎるので…。
いつもは明るいムードメイカーな星彩の過去が絡んでくるらしいのも気になる。
巻末の短編がニヤニヤ通り越して砂吐きそうだった。公主様なんという爆弾を…!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2014年8月28日
読了日 : 2014年8月28日
本棚登録日 : 2014年8月28日

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