ib -インスタントバレット- (2) やさしくなりたい、優しくない人々 (電撃コミックスNEXT)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年3月27日発売)
本棚登録 : 143人
感想 : 7件
魔法ーibを手に入れた深瀬クロは自分が世界を壊すと決意するが、そこにもう一人のib・セラが先制して街に核を落とそうとする。
その危機を切り抜けたクロは魔女の手引きにより、ibである我の強い少女・藤波木陰と飄々とした青年・諸木亮太と知り合う。
木陰も自分が世界を壊すと言い出し、クロと対立するこことなり…。
前回のことで互いを敵であると認識したクロとセラ。今回はセラはあんまり出てこず、魔女さんによって引き合わされた新たな二人のibがメイン。
世界の滅びを知り、それを回避したいとか救いたいとかじゃないのがまさにibっぽい。木陰ちゃんはガラ悪い子だなぁとか思ったけど、マリアドラッグ事件の真相を知るとすごく可哀想でもある。おまけに毒の花だと思ったらそうじゃなくて、すごく彼女なりに考えた末の終わりの方法で、これもまたぐっときた。まさにタイトル通り、切ない感じの戦い。
結局未遂に終わっちゃったけど、久しく出てきたセラが最後に爆弾発言落としていったなぁ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2015年8月6日
- 読了日 : 2015年7月14日
- 本棚登録日 : 2015年7月14日
みんなの感想をみる