累(4) (イブニングKC)

著者 :
  • 講談社 (2014年10月23日発売)
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本棚登録 : 748
感想 : 22
5

累の前に現れた美しき容貌を持つ丹沢ニナ。累はニナを精神的に追いつめ、ついにその顔を奪うことに成功する。
真の美を手に入れた累は、演劇界でその名を轟かせていく。
だが累の知らぬところで新たな災厄が芽吹きだしていた…。

まさかここにきて累の腹違いの妹なんて新キャラが出てくるとは。しかもこっちは累の母の生き写しの美貌。確かに累の母も口紅で顔を奪ってたんだろうと思ってたけど、予想以上に累の家族歪んでた。父親がその極み。
野菊は母親共に本当に不憫だけど、そういう意味なら累だって不憫だったから何ともかんとも…ともかくあの父親が一番最悪な気がするわ。
お互いにまだ姉妹であることを知らないままに出会ってしまった二人がこの先どうなるのか楽しみだけど不安だなぁ。
後今回の話でサロメにすごく興味わいた。タイトルは知ってるけど、今度読んでみようかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: レンタル
感想投稿日 : 2017年6月2日
読了日 : 2017年5月19日
本棚登録日 : 2017年5月19日

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