神栖麗奈は此処に散る (電撃文庫 み 8-3)

著者 :
  • メディアワークス (2006年1月10日発売)
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感想 : 24
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続編であり、前日譚。人間であった神栖麗奈が通っていた女学院を舞台にした、「神栖麗奈」という「現象」の起源を描いた話。
こっちもまた難解な部分もあったけど、面白かった。
神栖麗奈本人さえも実は被害者でもあったという感じが切ない。いつの間にかよく分からないものが自分に重なっていて、周囲は自分ではなくソレを見ていて誰も…家族すら自分を見ていないってとても怖いし悲しい話。
しかしこれを書いていて思ったけど、最近読んだ『白き女神の肖像』もちょっと似たようなテーマだった。不思議な縁だな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2021年12月2日
読了日 : 2021年8月29日
本棚登録日 : 2021年8月29日

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