倫理とは何か 猫のアインジヒトの挑戦 (ちくま学芸文庫 ナ 13-2)

著者 :
  • 筑摩書房 (2011年1月8日発売)
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【書誌情報】
著者:永井 均[ながい・ひとし]
解説:大澤真幸[おおさわ・まさち]
底本:『倫理とは何か 猫のアインジヒトの挑戦』産業図書、2003年。 〈哲学教科書シリーズ〉の一冊。
シリーズ:ちくま学芸文庫
定価:本体1,100円+税
Cコード:0110
整理番号:ナ-13-2
刊行日: 2011/01/06
判型:文庫判
ページ数:400
ISBN:978-4-480-09343-1
JANコード:9784480093431
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480093431/

【詳細目次】
https://contents-memo.hatenablog.com/entry/20140805/1474002742


【目次】
目次 [003-005]
はじめに [007-012]

序章 アインジヒトとの遭遇 何が問題か? 015

第一章 
M先生の講義I プラトンとアリストテレス(真の幸福について) 029
  1 プラトン――調和と恋 029
  2 アリストテレス――幸福と中庸 039
アインジヒトとの議論I 人はみな自分の幸福を求めているか? 056

第二章 
M先生の講義II ホッブズとヒューム(社会契約について) 081
  1 ホッブス――社会契約説の原型として 081
  2 ヒューム――社会「黙約」説 093
アインジヒトとの議論II 社会契約は可能か? 106

第三章 
M先生の講義III ルソーとカント(「自由」について) 131
  1 ルソー ――一般意思としての「自由」 131
  2 カント――断えざる社会契約としての「自由」 139
アインジヒトとの議論III 功利主義の普遍化は不可能か? 160

第四章 
M先生の講義IV ベンサムとミル(利己主義について) 191
アインジヒトとの議論IV 利己主義と《魂》に対する態度 219

第五章 
アインジヒトのはじめての講義 ニーチェとキリスト教道徳 247

第六章 
M先生の講義V 現代倫理学(メタ倫理学と正義論) 263
アインジヒトとの議論V これからの論議のどこがつまらないか? 290

第七章 
アインジヒトとM先生の直接対決 なぜ道徳的であるべきか? 319

第八章 
アインジヒトとの最後の議論 語りえぬことについては黙ってやらざるをえない 347

あとがきにかえて [363-366]
あとがき [367-369]
解説 非・人間の倫理学(大澤真幸) [371-384]
索引 [386-390]

読書状況:積読 公開設定:公開
カテゴリ: 1XX.哲学総合
感想投稿日 : 2016年9月16日
本棚登録日 : 2014年9月6日

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