203高地奪取戦を生還した杉元佐一は戦死した友達の妻・梅子の視力を回復させるため、一攫千金を狙う。
アイヌの埋蔵金を奪った男は網走刑務所に収監されるが、そこで囚人たちの体に暗号の入れ墨を掘る事で、外部の人間に埋蔵金のありかを伝えようとする。これを知った屯田兵たちが入れ墨の囚人たちを刑務所の外に連れ出すが、囚人たちは隙をついて脱走。
埋蔵金の本来の所有者であった男を父に持つアシリパは、埋蔵金を奪った男たちに復讐するために杉元とともに入れ墨の囚人たちを探し出す。
時代考証も北海道の自然の特徴もしっかり押さえているし、確かに人気になるだけはある。羆のくだりでは昔読んだ吉村昭の『羆嵐』を思い出した。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2022年8月11日
- 読了日 : 2022年8月11日
- 本棚登録日 : 2022年8月11日
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