続 気楽なさとり方

著者 :
  • 日本教文社 (1997年10月15日発売)
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意識切り替えのワザ
右の頬を打たれたら左の頬を出せ

裁かないこと。比較しないこと。モノサシを当てないこと。すると、不要な腹立たしさやイライラからすぐに解放される
汝ら人を裁くな、裁かれざらんためなり。己が裁く裁きにて己も裁かれ、己がはかる量りにて己も量らるべし

人を軽蔑する、批判する、憎むなど、人を攻撃することを考えていると、必ず自分の心身が自分の作った毒素の攻撃にさらされる

すべて祈りて願うことはすでに得たりと信ぜよ
私は、あの人のように明るい

もっと幸せになりたいという欲があると、任務に忠実なマインドは、今の幸福を隠す

明日のことを思い煩うな、明日は明日みずから思い煩わん

マインドの考える過程
1 認識
2 理解
3 思慮
4 分別

実態のない言葉に振り回されないようにする
実態のないものにまで、名前がついてしまう
「闇」という言葉は、本当は「光の不在」。言葉の本性として、何かを言えば、それは必ず「それ」と「それ以外」とに分けたことになるから「光」に名前を与えると「闇」が言葉として生まれる。そして、まずいことにマインドは「闇」があると思ってしまう
「死」などない。単に「生の不在」だ

「振られたらどうしよう」「振られたら、その時に考えよう」

農夫を皆殺しにせよ
マインドにとって、「自分」とは「思考」のこと

汝の隣人を愛せよ
管が詰まっていて、向こうから愛が流れない状態になっている場合は、こちらから「感謝」で管の掃除をして行く。感謝がこちら側からできる

悪い気分に気づく
その悪い気分は、過去・現在・未来のいづれかから来ているのか?
過去
あの出来事があったのでうれしいの修行
相手の幸せを願う修行
現在
ありがたいのラベル貼りの修行
相手を高くする修行
自分がして欲しいことをしてあげる修行
元の欲に気づく修行
自分も素晴らしいと言い切る修行
汝の隣人を愛せよの修行
未来
正しい考え方の修行
その時になったら考えようのラベル貼り

動作をゆっくりする修行
すう息、はく息に意識を集中していれば覚めていられる
呼吸に意識を集中しているとマインドは暴走できない

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 精神
感想投稿日 : 2012年6月15日
読了日 : 2012年6月15日
本棚登録日 : 2012年6月15日

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