初めて読んだアガサ・クリスティー。
推理小説に最近興味を持ち始め、とりあえず某探偵漫画で知った有名な作品を読んでみたくて、図書館で借りた。
推理小説初心者だからか、普段海外文学をあまり読まないからか、文章が独特でカタカナの人名が覚えにくく、最初は少し読みにくさは感じた。けれど中盤あたりからは文章に慣れたし、タイトル通り“誰もいなくなっ”ていくので人名もすんなり頭に入るように。
島の邸宅に招かれた10人だけというクローズドサークル、不吉なインディアンの詩を再現する見立て殺人。次に誰が死ぬ?犯人は誰?などと考えながら読むうちに、「そして誰もいなくなった」…
人数が随分と減ってからは、本当に驚いた。
実はクローズドサークルではなくて、外部犯、もしくは11人目がどこかに隠れているのでは?と素人ながらあれこれ考えて、最後の種明かしでなるほど!と。
後味が悪いとか、グロいとか、そういうのはなく、読んでる間はドキドキするし、種明かしまで読み終わるとスッキリした。
他のアガサ・クリスティーの作品、推理小説、海外文学をもっと読んでみようと思った。
2016/12/01
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未所持(図書館)
- 感想投稿日 : 2016年12月1日
- 読了日 : 2016年12月1日
- 本棚登録日 : 2016年12月1日
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