朝のNHK「芋たこなんきん」で、病院から1時帰宅した健次郎と秘書の純子さんの会話。
「シルクハットが似合う男になりたいって、、、。」
「紙のとは言ってません。」
ああいう大阪の大人の軽口。
しんどい時ほど相手を思いやって冗談を言ったりするのよね。
懐かしい気持ちで胸が一杯になりました。
「前から聞こうと思ってたんやけど、(そんな服どこで買うの?)」
って言い方も、よくするわー。
色んな大阪のおっちゃんやおばちゃんの顔を思い出した。
ちょっとホームシックかな、私。
大人の優しい男を演じた、國村隼(くにむら じゅん)さんは、京阪神の中年女性に「隼さま」と呼ばれているそうです。(西宮の友人談)
板尾さんが演じてた役は、藤本義一さんがモデルだったんですね。納得。
大阪弁が恋しくなって、田辺聖子さんの本を何冊か読みました。
一番笑ったのは、
「そうか、<家庭>というものは、人が、<面白疲れ>したときにいるのだ。
バクチ、漁色(ぎょしょく)、飲んだくれ、浪費、変態、ワルイことはたいてい面白いだろう。」
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2007年4月30日
- 本棚登録日 : 2007年4月30日
みんなの感想をみる