ブランジュリタケウチ どこにもないパンの考え方

著者 :
  • 柴田書店 (2008年9月1日発売)
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感想 : 14
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日本で一番、品揃えの気になるパンやさんといば、もうすっかり全国区ですが、大阪市西区靱本町「ブランジュリタケウチ」をおいてないのです。

※「靭」の読みは「うつぼ」です。靭公園の近く。
この本↑を書店で見つけて、手に取るや、

「うーーーん、そうきたか。」

「なるほど〜。」

「えーーっ、その手順で!?」

と、その天才的な感性に唸ることしかできません。レシピはそんなに数多く、載っていないのですが、試行錯誤の過程を公開して下さってるのがありがたいです。
素人がこれだけの試行錯誤を各自でしたら、何十年分もかかりますもの。

ここのパンは買って食べるに限ります。マネしようなんておこがましい。それに作るの大変そうだもん。

若き日の 竹内 久典 氏は(今も30代半ばと十分若いですが、、)、サヴィーか Lマガジンのインタビューで(もしかしたらTVだったかな)、

「何で僕はこんな大変なことしてんねんやろ」
的なことをおっしゃってたくらいですから。

国産小麦、天然酵母、オープンキッチン、、、etc. 大変なことをあれだけの量、毎日続けられるということは、それだけで天才。

大阪に行かれたら、タクシー飛ばして買いに行って下さい。
ただし、売り切れ注意です。
事前に電話でご確認を!

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感想投稿日 : 2009年3月30日
本棚登録日 : 2009年3月30日

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