天命探偵シリーズ第6弾。今回も志乃の予知した殺人事件を阻止するため、真田たち次世代犯罪情報室の面々が奔走する。
前作から仲間になった黒野は、人間っぽさが出てきて、真田ともさらにいいコンビに。
今回は、黒野とリカ、冷静沈着キャラが2人に。リカを出すことで、黒野の変化が分かりやすくはなってるけど、真田や公香たちの感情的すぎる言動が際立ってちょっと鼻につく感もある。
安保関連法案に外交問題、中東のテロリストに秘密組織と、作を追うごとに、話のスケールが大きくなってきて、一体どこまで行くのやら。時事ネタも入れてきて、世界の中での日本の立ち位置とか、重い問題もはらんでいるんだけど、なかなか軽い。政治とか世界情勢とか、そういうのに疎い人間にはほどよい感じで読みやすいけど。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・神永学
- 感想投稿日 : 2016年5月16日
- 読了日 : 2016年5月16日
- 本棚登録日 : 2016年5月12日
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