「母さん、ぼくのあの帽子どうしたでせうね?」
子供の頃、角川映画が大流行りだったころにCMでよく
流れてたのかな?
このセリフだけすごく覚えてるのですが、
内容の記憶が薄く読んでみました。
読み始めるといきなり興味をひかれる事件が発生。
その後いくつもおよそ無関係と思われる出来事や人物が登場し、
それらにどんどん引き込まれていきます。
例えば松本清張などは大筋はともかく本を読むと、
書き方でしょうか・・・古臭さは否めません。
しかしこちらは同じ何十年も昔の作品とはいえ、
そう古臭さを感じず読めましたね。
面白かったです。
ラストはそこまで結びつけなくとも・・・
と、思うほど見事に全てがつながります。
不自然さはないのですが、
逆にそこが現実ではなく小説っぽく感じました(笑)
証明シリーズは他にもあるので、
今更ですが、もう少し読んでみようと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本
- 感想投稿日 : 2018年7月17日
- 読了日 : 2018年7月15日
- 本棚登録日 : 2018年7月16日
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