([い]1-1)冬のひまわり (ポプラ文庫 い 1-1)

著者 :
  • ポプラ社 (2008年12月5日発売)
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鈴鹿サーキットが舞台のこの物語。
優柔不断な麻子にイライラしつつも、
透・麻子・遙子のそれぞれの気持ちや生き方に引き込まれていく。
なぜに1年に1度なのかも不思議に思ったが、まるで七夕伝説のようでピュア。




人生には、いろんな選択がある。
私の同年齢の友達には、もう既に3人の子供の母になった子もいたりして、
今の、仕事ばかり・子供なしの自分と比べることもある。
地元の友達の話に、東京へ出てきた自分を考えることもある。




過去の思い出に浸り、もしあの時別の決断をしていたら・・・とか。




でも、その時その時で人は最善の策を「選択」しているのだ。
後悔をしたとしても、それは後から考えたこと。
その時その状態で選択した結果こそが、正しい道だと思うのだ◎




大好きなあゆも、前にブログに
「生きるってのは常に自分の手で選択をし続ける事 yeah~」って書いてたっけ☆




ラストシーン、きれいに終わったようにも思ったけど、
それでも私は、麻子がまた来年も鈴鹿に行きそうな、そんな気がする。
というか、それもアリだよって、思った。

読書状況:積読 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2010年9月11日
本棚登録日 : 2010年9月11日

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