クララ白書 ぱーと2 (集英社文庫―コバルトシリーズ 52D)

著者 :
  • 集英社 (1980年12月10日発売)
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本棚登録 : 144
感想 : 9
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実家でウン十年ぶりに読んだ一巻が楽しすぎて、続きを読んでしまった。
ユリウスの怪談や、不良の長谷尾さん、助けてくれた西藤さん、マッキーの片思いはここから始まっていたんだなあ。
ラブレター騒動の、初デートの心得はいま読んでもタメになるなあと思う。笑
西藤さん、いい人すぎるし、昔の女子中学生が大人っぽいし、しっかりしてるし、友情は表面上はドライで面白い。
出会いと別れにメソメソしてる、しーの。
最後まで彼女はこの調子だったなあ。
中学生なのに人情に厚くて感心する。それにしても字が多い(細かい)。
なにげにやや暗いけどリリカルなあとがき(氷室の少女性についてのアツい想い)にもグッと来ました。←このあとがき、かつては意味わからんと思い、ほぼ読み飛ばしていたため今回は初見の勢いでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年4月3日
読了日 : 2023年4月3日
本棚登録日 : 2023年4月3日

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