発刊当時、読んでもっともピンと来なかったのがこの6巻(今はこれが5巻)。
ヴィンセントってそんな簡単に崩れちゃうのか、と残念な気分だったのと、あらすじがイマイチ理解できなくて…笑。
今回二十年ぶりに読んだけど、やっぱり近い感想を持ちました。
ティガは可愛いけどね。
まあ私はユーシス派なんですよ。
当時、一番びっくりしたのは、アデイルは本当にユーシスが好きなんだ…ということ。今もけっこうびっくりするよね。兄妹のように育ったのに恋愛感情があることがそもそも驚くけど、荻原作品でそれは野暮でした。
追記。この本ではなく角川版のこの巻に未見の短編があるときいて図書館で角川版を借りてみた。
彼女のユニコーン、彼女の猫、という短編。
内容はこのアデイルたちの東の国のあとの話で、レアンドラ+ユーシス+アデイル。
けっこうこれまた、まじかよ、と赤面悶絶しながら読んだよ。
レアンドラのユニコーンはモードレッドというのね。名前からして…、ゴホンゴホン。
ラストのネコのくだり、ユーシスはやっぱりわかってないんだけど、彼のそういうところがいいんだよね。
馬車のケンケンした会話も、アデイルを助けに行ってすっぽり包むところも可愛いぞ。すっぽり包むの、なんでそんなに好きなんだよ若君。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年7月4日
- 読了日 : 2023年7月4日
- 本棚登録日 : 2023年7月4日
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