イクバルと仲間たち: 児童労働にたちむかった人々 (ノンフィクション・Books)

  • 小峰書店 (2012年9月1日発売)
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感想 : 7
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言いたいことを言える、学校で勉強できる、好きな遊びができる・・・そんな当たり前のことができる幸せって、本当にその中にいると気づかない。

児童労働、搾取労働に従事する子供だけを救えばそれですむという、単純な問題じゃない構造。児童労働は複雑な社会構造の一角だ。
かつての日本も、欧米も児童労働はあった。
いろんな物語でかいまみることができる。
それでも、まずそこをとっかかりにしなくちゃ、風穴はあけられない。

小中学生よ、いろんな世界をみよう。
世界は、大人になっても、自分が情けなくなるくらい広い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中学生@太鼓判
感想投稿日 : 2013年8月17日
読了日 : 2013年8月17日
本棚登録日 : 2013年8月17日

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