執行猶予被害者遺族預かり制度という架空の司法制度で人の人生を語るというおもしろい小説でした。担当係官として20年勤め、退任し大学講師として学生に当時の体験をプライベートも含めて講義する主人公と、いい加減な当時の上司のチャランのキャラで納得の人生を送るにはどうすればいいのか真剣に模索します。被害者や遺族の気持ち、加害者の反省の度合い…難しい問題です。
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- 感想投稿日 : 2013年11月1日
- 読了日 : 2013年11月1日
- 本棚登録日 : 2013年10月14日
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