文章体が楽しく思考整理・探求法が頻出。釈然としないので終盤の数ページを何度も読み返した。 今の気持ちは今限り、と言いたいのか。 誰もが失う純粋さが詰まった一冊。 ただね…課題図書のように感じる。 アオヤマくんは少年らしい感情記述が少なく、読む人それぞれの記憶と照合する事によりその人次第で感想は補完されると思う。 今の私は、ひと夏が過ぎた爽やかな余韻を感じる。アオヤマくんがそう感じていると思うから。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2017年5月22日
- 読了日 : 2017年3月23日
- 本棚登録日 : 2017年5月22日
みんなの感想をみる