この話とか『ジェラールとジャック』を読むと
確かに『西洋骨董洋菓子店』とか『大奥』はBLではない。
『きのう何食べた?』もゲイカップルが出てくるだけでBLではないかも。
番外編?の『シノワズリ』から数えると親子2代?3代?に相当する時間が流れる。
その間にフランス革命が起こったりする割に
貴族であるアントワーヌに身の危険が迫ることなく(経済的危機はあるが)
平穏な生活を送れていたりとかするのは
正直ちょっと時代考証が甘いような気がしないでもないのだが
そこはアントワーヌのおバカっぷりでカバーできてるのかなと。
気にならないとは言わないけど、気にするのが馬鹿馬鹿しいとは思った。
吹き出しの中にはない手書きの台詞の可笑しさと
ラブシーンの色気が無理なく共存してるのがよしながさんの力量なのかな。
色っぽいんだけど生々しさがないのがいいと思う。個人的に。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BLコミック
- 感想投稿日 : 2013年5月29日
- 読了日 : 2013年5月29日
- 本棚登録日 : 2013年5月29日
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