再読…なので分かっちゃいるのに!
ハラハラハラハラ!
堂々たる話の運びに手に汗握りつつ、一方で丹念に張り巡らされた伏線や条件に、ほうと溜息をつきつつ。
それにしても名場面のオンパレードです。
折伏で名前を掌握するほんの数行が、はんぱない迫力。
延主従を招いてのクライマックスは言わずもがな。特に最後、六太が尚隆スパコーンするのが楽しい。
あの柴犬ちゃんなんかもそうですが、緊張と緩和が並外れて巧みで、頁の上でいいように転がされて大変気持ち良い読書でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年1月29日
- 読了日 : 2019年1月29日
- 本棚登録日 : 2019年1月29日
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