経済格差が学力格差を生んでいる、と、漠然とした認識が世間にはあるが、それは本当なのか?を、追跡的に集めたデータで紐解いていく。データ収集の難しいテーマで、完全に突き詰められてはいないとの吐露があったが、内容は非常に興味深かった。
所得と学力は、相関関係であるが因果関係はない。小学校高学年になると成績の順位が固定化する。問題行動に親の学歴や所得は影響していない。などなど、データにより明らかにされる。要望があるとすれば、、、変数が多く、また、影響が絡み合ってるので、モデル化してもらえたら、理解がしやすかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
研究
- 感想投稿日 : 2017年1月17日
- 読了日 : 2017年1月17日
- 本棚登録日 : 2017年1月17日
みんなの感想をみる