ややこしく、理解しづらい!
いろいろ凝りすぎで、とても読みにくい構成
っていうかこの構成そのものも本書の特徴(凝りすぎポイント)(笑)
全体のストーリをつなげるのは読者にお任せっていう感じで、ばらばらのピースを理解していかなきゃいけないのが辛い。
最後の最後で真相が明かされるので、二度読みすることを前提としているのかもしれません。
そういう小説、面倒くさくて嫌い(笑)
ストーリとしては、
ライターの「僕」は、本を書くために、猟奇殺人事件で死刑判決をうけた被告に会いに行きます。
なぜ、被告は二人の女性を殺害したのか?
その事件の真相を明らかにするために、関係者に会いに行きますが、その関係者も歪んでいる人たち。
被告も含めて、狂気な人たちの中で、何が真相なのか?
といった展開。
基本、「僕」とか「君」とか、っていう表現ばかりなので、叙述トリックを使ってミスリードさせるパターンですが、段々と、誰が誰なのかわからず、混乱していしまいます(笑)
ちゃんと真剣に読まないといけないですね。
んで、最後に犯人の独白..
そして真相が明らかに。
あのシーンは、こうだったのね。っていうのがわかります。
ページ数が多くないのに、読むのが疲れる物語でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2020年3月29日
- 読了日 : 2020年3月29日
- 本棚登録日 : 2020年3月29日
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