密売人 (ハルキ文庫 さ 9-6)

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2013年5月15日発売)
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感想 : 61
3

面白かった
道警シリーズ第五段!
前作に引き続き、エンターテイメント作品として楽しめました。

ストーリとしては
10月下旬に北海道でほぼ同時に3つの死体が発見。
函館での転落死体、釧路の溺死体、小樽の焼死体。
津久井は小樽の焼死体の事件を追います。

一方で、小島百合は札幌の女子児童が連れ去られた事件を追います。

さらに、佐伯は車上狙いの事件を追っています。

なんの脈絡もないそれぞれの捜査で、一緒にランチをとって話したことで、見出された共通点

結局、殺された三人は警察のエス(協力者)
そして、女子児童を連れ去ったのは父親で、佐伯のエス

再び佐伯たちはブラックバードを作戦本部に!

佐伯たちはエスを救うことができるのか?
そして、なぜエスの情報が漏れたのか?
さらに、後半のスピード感はハラハラドキドキ

といった展開です。

今までの作品含め、本書の中で語られる「警察官としての誇りと矜持」
スッキリした読後感です。

お勧め

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2021年1月10日
読了日 : 2021年1月10日
本棚登録日 : 2021年1月10日

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