競馬好きの哲学者(という紹介で合っているのか?w)が「賭博とは何なのか?」という問いに向き合った一冊。タカモト式から入って予想する・賭ける・勝つという行為/結果の奥深さを教えてくれる第1章からもう面白すぎる。未来の予測精度を上げることに全力を注ぎながら「勝つ可能性が低いと考えられる」穴馬を買って、さらに「予想を裏切るサプライズを期待する」という矛盾。偶然にもあれこれ議論を呼んでいるサッカーのカタールW杯の最中に読めたのは良かった。
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- 感想投稿日 : 2022年12月12日
- 読了日 : 2022年12月12日
- 本棚登録日 : 2022年12月12日
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