未練―女刑事音道貴子 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2005年1月28日発売)
3.42
  • (45)
  • (142)
  • (294)
  • (13)
  • (5)
本棚登録 : 1266
感想 : 120
4

評価は4.

内容(BOOKデーターベース)
ふと入ったカレー屋で音道は、男が店主に「こいつは俺の女房を殺した」と怒鳴る場面に遭遇する―男同士の絆が無惨に引き裂かれてゆく様子を描いた表題作。公園の砂場で保育園児が殺害され、その容疑者の素性に慄然とする音道…「聖夜」。監禁・猟奇殺人・幼児虐待など、人々の底知れぬ憎悪が音道を苛立たせる。はたして彼女は立ち直れるのか?好評の音道シリーズ短編集第二弾。

残酷な描写の回も有れば、結局うやむやで謎を残したまま終わる回もあり。
時折主人公が入れ替わり、逆の目線で同じ描写を再現するなどそれなりに楽しめた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 警察もの
感想投稿日 : 2018年1月5日
読了日 : 2018年1月5日
本棚登録日 : 2023年10月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする