贈られた手―家族狩り〈第3部〉 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2004年3月28日発売)
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評価は4.

内容(BOOKデーターベース)
ピエロ。浚介は、生徒たちからそう呼ばれていたのだという。ふたつの事件を経て、虚無に閉ざされていた彼の心に変化が訪れていた。ピエロ。馬見原は今そう見えるだろう。冬島母子を全身全霊で守っているにもかかわらず、妻や娘との関係は歪んだままだから。また一つ家族が失われ、哀しみの残響が世界を満たす。愛という言葉の持つさまざまな貌と、かすかに見える希望を描く、第三部。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2017年12月8日
読了日 : 2016年5月19日
本棚登録日 : 2016年5月19日

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