オキナワ論 在沖縄海兵隊元幹部の告白 (新潮新書)

  • 新潮社 (2016年1月15日発売)
3.40
  • (7)
  • (11)
  • (16)
  • (3)
  • (3)
本棚登録 : 151
感想 : 14
3

しんどい思いをしながら読了。辺野古への移設は間違っている、との著者の発言をキッカケに読んではみた。そのこと自体は正しく(機能面で辺野古に移設しても使い勝手が悪すぎる)、ただ、他の方面からも聴こえてきてもいる話ではあるが。
それ以外は、著者の立場としては、米国の大国志向や、それに起因する日米同盟なるものへの無批判な追従とか、そこはずいぶんと立場が違うと思わざるを得なかった。世上報道される「沖縄の事実」の少なからぬ部分は事実と違うと著者は言う。わたしは、現在のメディアは、著者と逆な立場から、事実を充分伝えていないと思う。(辺野古反対「ゴロ」はたしかにいるかもしれないとは思うけど) どうしてこれほど違いが出るのかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 政治
感想投稿日 : 2019年3月27日
読了日 : 2019年3月27日
本棚登録日 : 2019年2月26日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする