だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ

著者 :
  • 晶文社 (2008年2月28日発売)
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本棚登録 : 198
感想 : 26

めくってもめくっても全く知らなかった世界や、見ないように言われていた部分を見せつけられて、時間がかかったが好奇心を刺激され、読み終えた。
こだわりの強い本屋に驚き、いくつもの類書のない本を作った人がいたことに感動した。まだまだ本は捨てたものじゃないと思わせてくれた。
誉め言葉はきれい過ぎてひいてしまうところがあるが、著者の本への熱い思いが形になっている。それゆえに、どの本も誰かが叫ばなければ、表に出てこない現状を憂いている。
世界の本の存在をもっと身近に感じられたら、どれだけ心強いだろう。
今は本だけではない。一生かけても読みきれない蓄積の海をただ浮遊するのを楽しみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年6月21日
読了日 : 2016年6月21日
本棚登録日 : 2016年6月4日

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