ベーシックインカムと1日3時間の労働で、人類はやっていけるだけの豊かさをすでに手にしている。問題はその再配分だ。多くのバリアがその実現を阻もうとするが、正しいアイデアはいずれ実現する。奴隷解放や女性参政権や同性婚が、はじめどれほどバカげて見え、批判されてきたかを思えば、ベーシックインカムや国境の開放はあり得るアイデアだ。
オランダのような風通しの良さからは最も遠く離れた腐海の底の国でもまた、本書が広く読まれ、ありだなと思う人が増えることを望みたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
社会文化環境
- 感想投稿日 : 2017年11月24日
- 読了日 : 2017年11月24日
- 本棚登録日 : 2017年11月12日
みんなの感想をみる