宮本常一『海に生きる人びと』読了。
これを電子書籍で買ったことが大きな間違い。
ただなんとなく漠然と読んでいると眠くなってしまいましたが、
目的をもって読めば学術的にとても意義深い書籍だと思います。
特に、江戸時代前後の人々の活発な動きが描かれていて、司馬遼太郎『菜の花の沖』を読んでも思うところですが、当時の人々の交易の豊富さが描かれて、
一般的に言われている「鎖国=停滞」という歴史観に風穴をあける書籍だと思います。
が、電子書籍ではなく、紙で読むべき一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年4月5日
- 読了日 : 2016年4月5日
- 本棚登録日 : 2016年4月5日
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