ごんぎつね (日本の童話名作選)

著者 :
  • 偕成社 (1986年8月30日発売)
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本棚登録 : 1900
感想 : 187
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         「カミサマが綴った物語だと、本気で思った」

新美 南吉さんは童話の神様だと思う。さらに黒井さんのイラストとのコラボは、天界の域だと思う。ほんとに。

私が生まれたとき母の知人がプレゼントしてくれた本です。何回も何回も、とにかく繰り返し読みました。自分がもし子どもを産んだらこの本を引き継ぎたいくらいすき。

ラストのシーンは、何回読んでも涙腺決壊、ボロボロ。周りに人がいると気味悪がられます(汗)

新美さんの童話は、ストーリーは勿論(子どもに読みきかせるには悲しいものもあるけど)、景色や色の表現がありえないくらいキレイ。情緒を養うのにもいいかもです。何冊も本は出ているみたいですが、やっぱりこのイラストが一番好き。ほんわかしていて、あったかい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 童話
感想投稿日 : 2010年3月9日
読了日 : 2010年3月9日
本棚登録日 : 2010年3月9日

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