源綴ではない現代語訳ではあるけども、三十路を越えて初めて、読んだけども。
一万円札の座に君臨する理由に納得。
これが、発刊当時は、明治の学者ではなく一般のそれも、小学生にも分かりやすく書かれた内容だというのだから驚きだ。
学問なんて、大業なタイトルだが、空理空論が語られるのではなく、まさに実学の指南書。
慶應出身に経営者で、その他の社会貢献活動に携わってる人が多いのもうなづける。
物事を客観的に見る、時代や経済やあらゆるものを見る大局観が物凄い。
明治に書かれたものであるが、そのまま現代にも十二分に適用応用できる内容にも驚愕。それだけ、真理をついているということなのか。
小中高と、何処の誰が作って編集したんだか分からない教科書ってものに、感動なんてしたことは一度足りともないが、顔が見える人物が書いた教科書としては、非常に説得力があるな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年2月17日
- 読了日 : 2017年2月17日
- 本棚登録日 : 2017年2月17日
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