戯曲3作が収録されている。
私が読んだのは「サロメ」と「まじめが肝心」。
「サロメ」は、若き頃にfemme fataleという主題に惹かれていたのが懐かしくなって、久しぶりにそういう悪女・魔性の女?の話を読もうと思って選んだ。
けれど、特に魔性でもfemme fataleでもなかったような。。
かの有名なオーブリー・ヴィンセント・ビアズリーの挿絵がなくて残念。
「まじめが肝心」、読みやすいし楽しかった。
貴族的というか、のんきにウツツを抜かしながら世間の喧騒から浮遊して生きている人たちだなあと感じる。
覇気は無いが豊かではあると思う。
セリフも小洒落たものがちらほら。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年1月16日
- 読了日 : 2011年1月13日
- 本棚登録日 : 2011年1月16日
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