頂上決戦はニーチェの勝利。作者が思い入れがあるから丁寧に書いてあるだけかもしれないが。
時々寄る辺のない不安を感じ、周りの宗教を信じている友人がうらやましくなる。大事なことは聖書に書いてあり、真実は神様が知っていて、自分は神様を信じる心を強く正しく持っていれば正しい方向に進めるというのは、なんとわかりやすいことか。でもニーチェは言う。自分が自分をよくしたいということはどういうことか、目を背けず、自分のためによく考えて導けと。発狂するぐらいなら神様に頼ってもいいと思うけど、まずは考えてみようかな、と思った。
そのほか
サルトル:自由に呪われているからこそ、自分の責任で決断して生きていく。世の中は常に前進する
レヴィ=ストロース:常に前進するというのは傲慢
プラグマティズム:効果は何かを考える
読書状況:読み終わった
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スタンド強化
- 感想投稿日 : 2020年8月8日
- 読了日 : 2020年8月8日
- 本棚登録日 : 2020年8月8日
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