「採用基準」というよりは「今後の世界を生き抜くために必要なグローバルリーダーシップとは何か」という本。が、リーダーシップなんてタイトルを掲げたらそれこそリーダーシップが苦手で意識欠如がちな多数の日本人は手に取らないわけで、このタイトルに著者なのか編集者なのかわからないけど上手くて皮肉めいた戦略を感じるわけでした。
非常に示唆に富んだ本で、採用する人とかこれから採用されようって人じゃなくて、まさに今もやもやしたり問題意識を抱えながら日々仕事してる人が読むといい本だなと思います。特に事業会社にいる人、ちょっと1回読んでみませんかと薦めたい。
私自身、そこそこ色んな環境もみてきたので、耳がとっても痛い指摘があるなあと思いました。よくある教訓だけ並べた本かなと思ったらそうではなかった。
リーダーシップは他人事ではない、と頭ではわかっている気でも、この本で示すようなことができているか?って考えるとなかなか難しいと思うんですよ。言ってることはシンプルなんだけれども。ほんといい自分への喝入れになりました。
定期的に自分の棚卸し用に読み返してみようかなと思います。
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- 感想投稿日 : 2019年5月5日
- 読了日 : 2019年5月5日
- 本棚登録日 : 2019年5月5日
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