マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング (まんがでわかるシリーズ)

著者 :
制作 : 星井博文 
  • 宝島社 (2015年7月25日発売)
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本棚登録 : 1392
感想 : 135
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ロジカルシンキングを誰でも身につけられる方法が記されたマンガベースのビジネス本。
そもそもこの本がなんで家にあったか覚えてなかった。酔ったとき人に薦めてもらったとあとで思い出したのだが、まず私は「なぜ記憶があいまいになるほど酒を飲みすぎてしまうのか」をA4の紙にひたすら書き出してみた方が良いようである。


・ とりあえずロジカルシンキング=なるほど!わかった!と人に納得してもらうためのもの。というのは常に言い聞かせたい。
情報を集めて、考えて、伝えるというサイクルの1つ。

・ 「時間をかければ考えが深まるわけではない。」
これ、まさにその通りだと思う。まずメモ書きでも外に出してみてスタートするのがよい。私はこれがスーパー苦手である。くだらないことをどんどんSNSに書くのは得意なんだけれども。
自分が陥りがちな、これじゃ陳腐すぎる(と人が思うだろう)と考えてすぐ出せないとか、とりあえずいい形におさめてみよう、みたいな小手先のテクニック(無駄)をなくすためにも、どんどん書き出すというシンプルな練習はいいかもと思った。

・ 漫画形式とキーメッセージの組み合わせで軽く読めるんだけど、漫画がどうしても日ペンの美子ちゃん的なふわふわサクセスストーリーでいまいちである。あ、でも昔日ペンの美子ちゃん読んでた世代なのか。だからこーゆービジネス本が流行ってるのかしら。

・ 結局はゼロ秒思考で考えをどんどん出して、そこから考えぬくことが一番大事、というのがメッセージ。これくらいでいいや、はマッキンゼーの世界には無いのである。たぶん。
この考え抜くをどこまでやりきれるか、がポイントであり、だから好きなことについて考えるか、そもそも考えることが好きだと強いってことなんだよなあ。「想いがない」問題がここにも。ずーん。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年5月14日
読了日 : 2019年5月14日
本棚登録日 : 2019年5月14日

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