食べることの楽しみを教えてくれる、良い本。
「今日はなにも食べたくない。どうしても食べる気が起きない。料理なんかしたくない。湯も沸かしたくない。台所に立ちたくもない。
そんな気持ちになる日は、むりせず逆らわない。いったん自分を受け容れて、よしよしとふところにおさめる。食べたくない気持ち、そのかたすみには、自分でも気づかない、または知りたくない感情も膝をかかえてひっそり潜んでいるから。
けれども、食べたくない日をどうにかやり過ごせば、きっとそのつぎの日はやってくる。」
「たったひとりの味を知っていれば、誰かといっしょに食べるおいしさはそのぶん深く、ありがたい。」
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年9月1日
- 読了日 : 2017年9月1日
- 本棚登録日 : 2017年9月1日
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