夜中にジャムを煮る

著者 :
  • 新潮社 (2008年2月1日発売)
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本棚登録 : 300
感想 : 47
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食べることの楽しみを教えてくれる、良い本。

「今日はなにも食べたくない。どうしても食べる気が起きない。料理なんかしたくない。湯も沸かしたくない。台所に立ちたくもない。
そんな気持ちになる日は、むりせず逆らわない。いったん自分を受け容れて、よしよしとふところにおさめる。食べたくない気持ち、そのかたすみには、自分でも気づかない、または知りたくない感情も膝をかかえてひっそり潜んでいるから。
けれども、食べたくない日をどうにかやり過ごせば、きっとそのつぎの日はやってくる。」
「たったひとりの味を知っていれば、誰かといっしょに食べるおいしさはそのぶん深く、ありがたい。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年9月1日
読了日 : 2017年9月1日
本棚登録日 : 2017年9月1日

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