あの時代のアメリカの雰囲気を濃厚に漂わせつつ、普遍的な家族の物語になっていて、私はトムでもありアマンダでもありローラでもあるなと場面ごと台詞ごとにしんみり考えさせられた。ラストちょっとあっけなかったけど。
最後20ページくらい残したところで実際の舞台を観劇したんだけども、台詞の記憶も鮮やかだったおかげで、戯曲の表現の繊細さ、役者さんの解釈・表現力の巧みさ、両方を楽しむことができた。戯曲の面白さに目覚めた(と思う)ので、他の作家の作品も読んでみたいけど、いまいち知識がなくて何に手を出せばいいかわからない…
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- 感想投稿日 : 2021年12月21日
- 読了日 : 2021年12月20日
- 本棚登録日 : 2021年12月20日
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