小説・吉田拓郎 いつも見ていた広島 (小学館文庫 た 12-1)

著者 :
  • 小学館 (2009年6月5日発売)
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感想 : 5
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かの吉田拓郎の高校時代から、フォーク歌手としてデビューするまでを描いた小説。
ちょうど広島のフォーク村を立ち上げたところで話は終了する。

拓郎の幼馴染同士で結成したダウンタウンズ。
様々なコンテストを受けるが芳しくない結果・・数々の挫折と迷走。
スーパースターも報われなかったアマチュア時代の過去を持っているのだ・・。
しかし・・この物語は小説。でも多分、ほぼフィクションではないかと思われる。

奇しくも本日のニュースで、吉田拓郎が体調不良で公演を中止したと報じられていた。
拓郎も63歳か・・時代は巡りめぐっていくんだね・・ちょっとさみし。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 中年男性オススメ
感想投稿日 : 2009年7月9日
本棚登録日 : 2009年7月9日

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