かなり酷評になると思うが、思った事書かないと感想つけてる意味がない(今後の人生でまたこの作品を読む機会があった時に、当時の自分はどう感じながらこの漫画を読んだのかを参照できるのってすごい楽しいと思うんよね。)
なのでそのまま思った事を記す。
闇金ウシジマくん。知名度に対して内容の面白さが追いついてないことを46巻全部見て痛感した。この漫画が46巻まで続いたのは、ドラマが大成功したから。ってのが大きい気がする。
まずメインキャラクターが章変わるごとに完全変更するので、キャラクターに感情移入しずらい。
ウシジマくん率いるカウカウファイナンスのメンバーもいるにはいるが、殆ど出てこない章もある。
章が映るごとに出てくるキャラクターが変わっていくのは全然ありだと思うが、メインのキャラクターまで変わっちゃったらそれもう、闇金ウシジマくんって看板背負ってるだけの別作品だよ。
短編集見てる気分だった。
いやもともと短編集作るつもりだったけど。
って言われたらそれまでだけど。
個人的にはもっとウシジマくんが中心で回っていく闇金ストーリーを見ていたかった。
3.6点。
涙が溢れるほどの心の躍動を感じた話はなかった。
唯一ウシジマくんのセリフで
幸せになるために金はいらねえが
全てのことに金が必要だ
ってセリフ(ちょっともじってる)だけぐっときた。
そう。大金持ちになること自体を目標にしてる人がいるが、それは間違いだ。幸せになる過程で金ってのは軍資金になるから、スムーズに事が運ぶかもしれない。
ただここで注意したいのは、金があるから幸せなんじゃなくて、金を使って何かするから幸せだってこと。
金を増やすためだけに時間使ってたら一生幸せになれない。
あくまで金は、幸せになるための道具であって幸せそのものではない。
- 感想投稿日 : 2024年1月28日
- 読了日 : 2024年1月28日
- 本棚登録日 : 2024年1月28日
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