再読.外部世界を知らなかったクリキット人が外部のものに触れたときに恐怖を覚え,以降自分以外のものの排除に傾いていくというのはなかなか恐ろしいし,またその黒幕役が黒幕たるに至る経緯というのも興味深かった.侵攻の話がメインということで今まで以上にさらっと死人がバタバタ出ていた印象があって小林泰三作品に近いものを感じた.「実時間を守れキャンペーン」と「アオリスト棒」ネタ(どっちも主旨は似ているが)の話が個人的に好き.
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説 - SF
- 感想投稿日 : 2017年11月23日
- 読了日 : 2015年4月21日
- 本棚登録日 : 2015年2月13日
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