著者は、故・石井進氏の教え子。
そのことについては、この著作のあとがきでも触れています。
石井氏は、研究者としてこれからというときに、確かエコノミークラス症候群(それもチケットの手配ミス)で亡くなったんですよね・・・ってことをゼミの先生が惜しんでいたものでした。
で、著作の内容は、日本各地にのこる中世の「記憶」を訪ね歩いたエッセイ風の読み物。
といっても、エッセイなのは、各章最後に「〜を食べて満喫した」「味わった」なんてことが書いてある部分のみで、あとは歴史のあれこれについて触れています。
もうちょっと深く、詳しく教えて欲しい部分があり、しかし、新書ならこれが限界かな・・・。
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カテゴリ:
ノンフィクション・評論
- 感想投稿日 : 2009年5月27日
- 本棚登録日 : 2009年5月27日
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