11人いる! (1) (小学館文庫 はA 1)

著者 :
  • 小学館 (1994年12月10日発売)
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本棚登録 : 3347
感想 : 338
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宇宙大学の試験に臨む10人の学生。しかしいざ始まってみたら11人いることに気付き、疑心暗鬼になる。

シリアスなサバイバルを描いているのに、フロルがいることで場が和み、ギャグ要素が程よく混じることで読み易くもなっています。
ギャグは表現とかが昭和っぽいな〜とは思いますが、絵が美しいし話も面白いので全然問題ないと感じるところがすごい。

続編も載っているが、やはりフロルが女性に分化してからの話も読んでみたいなぁと思いました。

子供の頃に母の本棚で単行本を見つけて読み、実家を出てから自分で買い数年に一度の割合で読んでいますが、何度読んでも新鮮に感じるところがあって、変わらずに楽しめます。
すごく好きな作品です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 萩尾望都
感想投稿日 : 2017年4月29日
読了日 : 2017年4月29日
本棚登録日 : 2017年4月29日

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