何かに宿られた皇子チャグムが、国の威信のために父親である帝から命を狙われる。たまたま居合わせて助けたバルサがチャグムの母親である妃から用心棒を強引に命じられ、バルサはチャグムを連れて逃げることに。
壮大な歴史や世界観ですが、アニメを少し前に見ていたので、思い出しながらスムーズに読めて良かったです。
児童文学というくくりのせいか、ひらがなが多いことの方が読みづらかった。。
チャグムが理不尽な力に翻弄され、受け入れるしかないと悟るところや、バルサが母親のような気持ちでチャグムを守り、別れるところなど子供向けとは思えない内容でした。
ゆっくりと続きのシリーズも読んでいきたいと思います。
まだまだ作品はあるみたいだけど、タンダはもう待たないのかな?というのが気になりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
上橋菜穂子
- 感想投稿日 : 2019年1月14日
- 読了日 : 2019年1月14日
- 本棚登録日 : 2019年1月14日
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