ある種のディストピア小説ではある。だがこの著者の手にかかると、どうもシリアスな感じにはならないようだ。ほとんど全てを手に入れることができる立場でありながら、ここではない場所の暮らしに憧れるポール・プロデュース博士の選択は果たして。皮肉ともいえるラストが印象を残す作品。
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- 感想投稿日 : 2021年4月4日
- 読了日 : 2020年6月14日
- 本棚登録日 : 2020年6月14日
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