19歳だった由樹は、高校時代の友人菜々子の部屋で、菜々子の恋人である真山と関係をもった。菜々子の目の前で起こったそれは、半ばレイプのようでもあり、20年経った今も忘れられない。
真山との再会以後、由樹の思考が突飛過ぎて理解できない部分があった。
そもそも20年前のたった一回の出来事がそんなに二人を強く結びつけるのか、疑問。真山の過去もとってつけたような感じがした。
何よりも二人をけしかけておきながら怒る菜々子の言動も理解不能で、すべてがちょっとずれている印象をもってしまった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小手鞠るい
- 感想投稿日 : 2014年2月1日
- 読了日 : 2014年2月1日
- 本棚登録日 : 2014年2月1日
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