永い言い訳 (文春文庫 に 20-2)

著者 :
  • 文藝春秋 (2016年8月4日発売)
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本棚登録 : 3009
感想 : 274
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私はまだ小説というものの読み方がイマイチわかってないのかな?
人それぞれなのかもしれませんが、スムーズしっくりと表現を受け入れられる時もあるけれど、それが出来ない時が、辛い。

読み始めたら、最後まで読まなくちゃと自分を奮い立たせるのだけど、、

この小説はちょっと時間がかかった。
主人公の男が最悪だから。
(すでにここでこの小説から出られなくなってるんでしょうけどね。)

しかもその男は小説家。

不慮の事故で親族を亡くすのって辛い。
でも、それを表現するには生きているときの関係が浮き彫りになる。

悲しんでないわけじゃない、
色々理由(言い訳)があって苦しいんだよね。

私は真平くんと灯ちゃんと幸夫がメチャクチャに遊ぶシーンが好きだな。

構成が面白くて、どんどんストーリーに飲み込まれるのもあった。

結局、オススメの一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年8月12日
読了日 : 2021年8月12日
本棚登録日 : 2021年7月22日

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