短編集が苦手な私は、なぜ中身を見ず手に取ってしまうのだろう………。米澤穂信さんの初読み作品。
(『氷菓』が有名だが、アニメを昔観たので小説は未読)
本作は7編からなる短編集で一つ一つの物語に重厚感があり、なんとなく『世にも奇妙な物語』に似た印象を抱いた。ただ最後の短編でありタイトルでもある『満願』は時代設定が古いためか、ちょっと読みづらくて分かりにくい印象が少し残念。それ以外の短編は、ゾッとするオチで楽しめました。
今だと米澤穂信さんの『Iの悲劇』や『黒牢城』などが人気だと思われるが、今の私にはまだハードルが高そうかなと小休止。
読書状況:読み終わった
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レビュー済み
- 感想投稿日 : 2023年2月27日
- 読了日 : 2023年2月27日
- 本棚登録日 : 2022年9月24日
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