古本にて。
只の百合小説と侮るなかれ。
章子さんの涙が自分の処女な部分にずきずき沁みました。
少女時代、自分が情けなくて、現状に憤りを感じて、こっそり涙を流した事もあったなぁ…と。
自我を持つことを恐れず、自分達を正当化して生きていこうとする潔さが良い。
そうでもしないときっと彼女達には、この世界は辛すぎるのでしょう。
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- 感想投稿日 : 2009年3月23日
- 本棚登録日 : 2009年3月23日
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