最初は何だこの本は!と思ってしまった。母親代わりの女性や一応秘書(と言う名の囲い女)をぼこすか殴る人気作家。家庭を顧みず身を粉にして働き、定年退職した夫とその夫に愛想を尽かしている妻。一家心中しようとする親子。そしてヤクザ。 今では馴染ないからこそなんだこれは!と驚いてしまったのかもであるが、仲蔵親分筆頭に任侠ご一行が仁義、人としての恩義の返し方、根性の入れ方を不器用ながら教えてくれているのかもしれない。 取りあえず仲蔵はカッコいい。ホテルマンの一件が格好良すぎて惚れそうである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年1月30日
- 読了日 : 2015年6月29日
- 本棚登録日 : 2017年1月30日
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