プリズンホテル 1 夏 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2001年6月20日発売)
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本棚登録 : 6417
感想 : 728
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最初は何だこの本は!と思ってしまった。母親代わりの女性や一応秘書(と言う名の囲い女)をぼこすか殴る人気作家。家庭を顧みず身を粉にして働き、定年退職した夫とその夫に愛想を尽かしている妻。一家心中しようとする親子。そしてヤクザ。 今では馴染ないからこそなんだこれは!と驚いてしまったのかもであるが、仲蔵親分筆頭に任侠ご一行が仁義、人としての恩義の返し方、根性の入れ方を不器用ながら教えてくれているのかもしれない。 取りあえず仲蔵はカッコいい。ホテルマンの一件が格好良すぎて惚れそうである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2017年1月30日
読了日 : 2015年6月29日
本棚登録日 : 2017年1月30日

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